医療費控除とは、医療費を支払った場合に、一定金額を所得から差し引くものである。この一定金額とは、医療費の合計額から原則10万円を差引いた金額。また医療費控除は自分の医療費だけでなく、家族の医療費も対象となる。
医療費控除により還付される税金は、控除額に税率を乗じた金額となる。したがって家族の中で一番所得が多い、つまり、税率が高い人にまとめて申告すること。
なお、この制度は、医療費が戻ってくる制度ではない。もともと税金を払っていない人には還付する税金もないので、ご注意を。
また、同じ医療費を払っても、所得が高い人ほど税金が多く還付されるシステム。個人的には、逆で所得が低いほど多く還付されることを望むが。。。
