電子申請が簡単になる!?e-GOVの外部連携API公開

皆様こんにちは!リブロス総合会計事務所のスタッフKです。

 

このところ、渋谷の街では外国人観光客と共に修学旅行生が目立ってきました。うれしそうで、でもちょっぴり不安そうに街を歩く中学生や高校生たちがまぶしいです。

 

皆様はe-GOV(電子政府の総合窓口)はご存知でしょうか?現在、e-GOVからは様々な手続きが電子申請でき、代表的なものは社会保険や雇用保険に関する手続きかと思います。

 

しかしこのe-GOV、申請の際にその都度e-GOVのホームページにアクセスして、その都度申請内容を入力し書類を添付するか、大量な申請の場合には一括申請用の専用ソフト(主に社労士か大企業向け)を利用して作成したファイルをe-GOVにアクセスして一括申請するなど、使い勝手が悪く、利用率が向上していませんでした。

 

そこで総務省は昨年10月、e-GOVの外部連携APIの仕様を公開しました。この外部連携APIの仕様が公開されると何が違うのかというと(私もこういったことは詳しくないのですが)、簡単に言ってしまえば、e-GOVにアクセスしなくても、法人や事業主の電子証明書(詳しくはe-GOVの電子証明書取得のページご参照ください。)があれば外部のソフトウエア(例:給与計算ソフト)で作成したデータを直接e-GOVに送信して届出や申請などを行うことが可能になります。

 

ソフトウェア会社やクラウドサービス会社では対応に向けた開発が始まっており、マイナンバー対応と合わせて、社会保険や労働保険の電子申請機能もプラスした給与計算ソフトやクラウドサービスが続々と登場するだろうと思われます。

 

今後の動向に注目です。