国税のクレジットカード納付制度

リブロス総合会計事務所のスタッフKです。 

 

5月も半ばに入り、申告作業も大詰めを迎えようとしております。 

 

さて、2016年度の税制改正のポイントを確認しておりましたところ、平成29年1月4日以後の国税の納付委託からクレジットカードでの納付が始まると書かれてありました。 

 

地方税ですと、東京都の場合、自動車税等ですでにクレジットカード納付が始まっておりますが、国税はクレジットカードでの納付ができませんでした。 

 

今回の改正で、納付書で納付できる国税を対象に、クレジットカードでの納付が可能になります。税目や税額は、基本的な制限がありませんが、クレジットカード会社の取り扱い上、1000万円未満に限定されます。 

 

納税のために多額の現金を持ち歩いたり、金融機関に出向く必要はなくなりますが、支払いの際に納税額とは別にクレジットカード利用手数料を負担することになります。 

 

利便性を取るか、費用軽減を取るか、よく考えて利用しなければいけませんね。 

 

国税の納付に当たってもクレジットカードのポイントが付くのかが気になりますが、この点についてカード会社等からの正式なアナウンスはまだありません。個人的には公共料金同様、ポイントがついてくれるとうれしいのですが。