暑中お見舞い申し上げます。リブロス総合会計事務所のスタッフSです。
連日うだる暑さが続いておりますが、夏バテなどしないようにご注意ください。
さて、国税庁が税務行政の将来像を公表しました。
10年後の税務行政をイメージしたもので、税務行政にAI技術を取り入れる点が注目されます。具体的には、AIを活用したシステムによる税務相談の自動化、税務調査先の選定などが検討されています。
税務相談の自動化は、メールやチャットにより相談内容の自動分析、最適回答を自動表示などが検討されています。
税務調査先の選定については、国税当局では、ある程度国税総合管理システムを利用して法人の調査先を選定を行っているものの、調査の必要性の判断や調査手法については統括官などの長年の経験や勘によるところも多いようです。
そこで、その経験や勘をAIに置き換えることによって、限られた事務量を効率的に使うことができるようになるとみられています。
国税庁は、予算も踏まえて、中長期的にAIを活用したシステムの活用を検討していく方針だ。