こんにちは!渋谷の税理士 リブロス総合会計事務所のスタッフCです。
日経平均株価の17日前場は小幅ながら11営業日続伸。私ごとではございますが、若かしきころのITバブルを思い出す今日この頃です。
さて以前、ブログで紹介させて頂いた「つみたてNISA」ですが、三菱UFJ国際投信がどのような制度か認知度を調査した結果「知らない」との回答が8割だったそうです。
国は、現預金の投資を促進するため、税制優遇措置のある各種の制度を導入していますが、その成果はなかなかみられないようですね。
そこで期待されているのが来年2018年1月からスタートする「つみたてNISA」。
年間投資上限額は40万円と現行NISA(120万円)の3分の1ですが、投資した金融商品の売却益や配当の非課税期間は20年(2018〜2037年)と現行NISAの4倍に延びており、少額からの長期間の積立投資を促す狙いがあります。
しかし、「つみたてNISA」の国民の認知度がいまだ低いようで、三菱UFJ国際投信が20歳〜69歳の男女1万人を対象に9月に実施した「つみたてNISAの認知度調査」結果によると、「つみたてNISA」制度と投資信託の認知度を尋ねたところ、「知っている」が19.1%に過ぎず、残りの約8割は「知らない」と回答したことが分かりました。「知らない」の内訳は、22.7%が「投信のみ知っている」、58.2%が「両方知らない」とのことでした。
三菱UFJ国際投信調査結果↧
http://www.am.mufg.jp/text/release_171004.pdf
平成26年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度「NISA」。私も口座開設はしたものの、どの会社に投資したらいいのか絞りきれず悩んでしまって結局何もできませんでした。
「つみたてNISA」は、長期の積み立てに適した「投資信託」のみで、個別株は買えません。
投資信託でも、「設定期間が20年以上」、「毎月分配型ではない」、「販売手数料無料(ノーロード)」など、さまざまな条件を満たす、選ばれた投資信託のみです。選択肢の幅も狭まって選びやすくなると思いますので、来年こそチャレンジしてみようと思います。