厚生年金保険料率の引き上げ

こんにちは、リブロス総合会計事務所のスタッフのNです。すっかり秋になり、肌寒い季節になってきました。

体調にはくれぐれもお気をつけください。

 

平成29年9月に厚生年金の保険料率の引き上げが終了しました。

これは年金制度改正に基づき、平成16年から段階的に引き上げられ、今年の引き上げを最後に18.3%で固定されるというものです。

平成16年当時は13.58%でしたので約5%負担が大きくなったといえます。(ただし、厚生年金保険料は労使折半のため、実質的な負担としては約2.5%)

 

今後しばらくは保険料の引き上げはないと思われますが、日本の平均寿命は今や世界トップレベルで、毎年記録を更新しているような状況です。それはつまり、年金の受取人が増加し、年金の支払総額の増加につながっていきます。

 

国としては

・年金の支給額を減額する

・年金の支給開始年齢を遅らせる

などの対策を講じて、支給総額を抑えていくと思われます。

 

私たちは国だけに頼らず、個人年金などの様々な資産運用をして自助努力をしていかなければならない時代になってきているようです。