2017年度税収について

 

皆様、こんにちは。

リブロス総合会計事務所のOです。

 

2017年度の税収について、報道されていました。

見込額から1兆円ほど上回り58兆円台となり、バブル末期の1991年度の次ぐ過去3番目の水準になりました。

「基幹3税」とされる所得税、法人税、消費税がともに前年税収よりも上回りました。

外需に牽引され経済が好調であったことが原因の一つになります。

 

消費税は増税した分だけ税収が増える予測しやすい税金といえます。

消費税は来年10%に引き上げられる予定です。その分税収は増えることになります。

 

所得税と法人税は、景気に左右されるため予測はしにくい税金となります。

過去、リーマンショックが起こったときは税収が落ち込みました。

2017年度は好調でしたが、アメリカとの貿易摩擦問題など外需の先行きが安定はしていないと思われます。

 

税収増だけでは、借金に依存している財政を再建することは難しくなっています。

バブル末期に並ぶほどの水準でしたが、予算の借金依存度は増しています。

税収に頼るだけでなく歳出改革も進める必要があります。