小規模共済とは

こんにちは、渋谷の税理士事務所、リブロス総合会計事務所のスタッフNです。今年もあと2週間程度となってきましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。インフルエンザも流行る季節ですので、くれぐれも体調にはお気をつけください。

 

個人事業主や小規模企業の経営者や役員の方の退職金制度として話題の、小規模共済はご存知でしょうか。

これは国の機関である中小機構運営する小規模企業共済制度の略で、主なポイントとしては以下の通りです。

 

1、掛け金は月1,000円~70,000円の範囲内で自由に設定可能(500円単位)で、加入後も金額の変更が可能。

 

2、共済金は、退職・廃業時に受け取り可能で、満期や満額はなし。共済金の受け取り方は「一括」「分割」「一括と分割の併用」の3パターン。また、一括受取りの場合は退職所得扱いに、分割受取りの場合は公的年金等の雑所得扱いになる。

 

3、掛け金の範囲内で事業資金の貸付制度を利用することができる。(2017年8月現在:0.9%~1.5%)

 

小規模共済はここ数年、加入人数・在籍人数共に増加しており、2017年度には在籍人数は約133万人となっています。これからも小規模共済は有益な退職金制度として注目を集めそうです。