こんにちは、渋谷の税理士事務所、リブロス総合会計事務所のRです。
まもなく立春を迎えますが、まだ寒さは厳しいばかり、年を取るごとに寒さが体に響くようになってきました。
少しずつでも春の足音を聞きたいものです。
さて、2月に入り、そこここでまた個人の所得税確定申告の話題が聞こえてきました。
そこで確定申告について、変更点を中心にお伝えしようと思います。
改めて確定申告とは、個人の所得と所得税を計算し、税務署に申告する手続きです。
毎年、所得のあった年の翌年3月15日までに税務署に確定申告書を提出し、納税額が発生する場合、税金を納めます。
昨年、一昨年は新型コロナウイルスの影響で申告期限が4月15日になっていましたが、今年は現時点でそのような措置は発表されていませんのでご注意ください。(2/1時点)
今年の変更点として大きな点といえば、基礎控除の変更が挙げられます。
従前申告者は誰でも38万円の基礎控除がありました。
これが、2021年以降は上限が48万円に引き上げられる一方、所得に応じて減額もされ、2,500万円を超える高額所得者では0円になってしまいます。
また、給与所得控除の下限は65万円から55万円減額になっています。
青色申告の65万円控除を行っている方についても、電子申告が要件となるため、これまで紙の申告書を税務署に提出されていた方は要注意です。
確定申告は例年3月10日過ぎに大変込み合う傾向があり、弊所にご依頼いただく場合にも期限直前の依頼では申告期限に間に合わない可能性があります。
お時間に余裕を持ったご準備をお願いいたします。
それではまたの機会に。