リブロス総合会計事務所のYです。
本日は、3月に法案成立した令和4年度税制改正についてのお知らせです。
税金に関する制度は、経済社会の変化に対応するため、毎年改正の作業が行われています。
令和4年度の税制改正では
「成長と分配の好循環」「コロナ後の新しい社会の開拓」をコンセプトに
新しい資本主義の実現への取り組みを基本的な考えとし、改正が行われました。
具体的な改正項目は以下の通りです。
①個人課税所得税
(1)住宅ローン控除制度の見直し
②資産課税
(1)住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置の見直し
(2)登録免許税におけるキャッシュレス納付制度の創設
③法人課税
(1)積極的な賃上げ等を促すための措置
(2)オープンイノベーション促進税制の拡充
(3)5G導入促進税制の見直
④消費課税
(1)自動車重量税におけるキャッシュレス納付制度の創設
(2)航空機燃料税の税率の見直し
(3)沖縄県産酒類に係る酒税の軽減措置の段階的廃止等
⑤納税環境整備
(1)税理士制度の見直し
(2)記帳義務を適正に履行しない納税者等への対応策
(3)財産債務調書制度の見直し
改正項目の中には、住宅ローン控除制度の見直しなど、私たちの生活に直接関わるようなものもあります。
詳しい内容については、財務省HPのパンフレット「令和4年度税制改正」にて
誰でも閲覧ができます。この機会にぜひ、ご覧になってはいかがでしょうか。