固定資産の計上方法について

こんにちは、リブロス総合会計事務所のスタッフEです。

今年は行動規制がないお盆を迎えていますが依然として感染者数は多いので気を付けて行動したいところです。

 

今回は固定資産の処理について少しお話したいと思います。

中小企業の場合、金額に応じて3つの処理方法があります。

1.一括償却資産(取得価額が10万円以上20万円未満)

2.中小企業者等の少額減価償却資産(取得価額が30万円未満)

※令和6年3月31日までに取得すること

3.通常の固定資産計上

 

中小企業の場合、取得価額が20万円未満の固定資産を処理する際に1.一括償却資産と2.少額減価償却資産のどちらかを選択することができます。

 

一括償却資産は3年間、少額減価償却資産は当期中の費用として早期に費用になります。

 

相違点の1つとして償却資産税の扱いが異なってきます。

一括償却資産は償却資産税の対象外、少額減価償却資産は対象となります。

償却資産税の税率は1.4%と低いですが決算時には確認しておく必要があります。